
実は私は沖縄出身です。
沖縄と言えば「ハブ!」
噛まれたらどうなるんでしょう?
噛まれたことないのでわかりません、ヤバいことになるのは解りますが…
ということで近々沖縄に行く方へ…
噛まれた時の応急処置
についての記事です!
ハブかどうかの特定
まず噛んできたヘビがどんなヘビなのかどうかを特定しましょう。
ハブはご存じの通り毒を持っていますね。
とりあえず強力!というイメージしかありませんが、実際に噛まれちゃうとどうなるのでしょう?
症状から特定
ハブの毒は出血毒という毒です。
出血毒は赤血球、白血球、毛細血管をぶっ壊してしまいます。
細胞が毒によって壊されていくので痛みも凄いらしいです……
症状は
吐き気
痺れ
下痢
血圧低下
意識障害
など
他にも
- 体内出血
- 腎機能障害
- 多臓器不全
など色々な障害を起こす場合もあるんです。
実はハブの毒はそんなに強い毒ではないのですが、
ハブは体が大きく噛まれた時に注入される毒の量も多くなるので、
ヤバイことになります!
と言っても手足を噛まれたくらいなら数時間でお亡くなりになる可能性は少ないらしいです。

ヘビの見た目から特定
では噛まれたらどうしましょう?
まず噛まれた時に冷静に

となる人います?とりあえずハブに噛まれたということで大パニックになるでしょう
噛まれた時、皮膚に穴が2つ開いていたら牙に噛まれたということなのでハブに限らず毒ヘビの可能性大です!
そして捕まえて病院に持っていった方がヘビの種類と毒の特定に役立つのですが、
自分や連れがヘビに噛まれた時なんてビビりまくっていると思うので捕まえるなんてほぼ無理でしょう。
噛んだヘビの頭が三角形であればハブの可能性大です!
でも自分や連れが噛まれた時に

なんて冷静に考えられる自身は私にはないよ
という方!写真でも撮っておきましょう!
ヘビの種類が特定できないと血清も使えないというので噛んできたヘビの種類の特定はとても大事ですよ!
あと噛まれて数分くらいで腫れてきて、焼ける感じの痛みを感じてきたらそれはハブ毒の可能性大です!
ハブとマムシは見た目も毒の症状も似ていますが、大きさも違いますし
ハブは沖縄の島
マムシは沖縄以外
という違いがありましたので沖縄でヘビに噛まれて毒っぽい症状が現れたらまずハブを疑いましょう!

大きいヘビに噛まれたらハブかもしれません。
応急処置
噛まれたら応急処置が必要ですね。
口で毒を吸い出す!
口で吸いだすという方法を良く聞きますが、虫歯や口の中に傷がある場合はモチロンやめておきましょう。
噛まれた毒を吸いだす「ポイズンリムーバ」という道具があるのですが、タイミング良く持っていないとい方は↓
縛る!
とりあえず縛る!という作戦もあります。
しかしきつく締めすぎると血液の流れが悪くなり、毒がたまります。余計に悪化しますよ!
なので指が入るくらいの強さで抑えておきましょう。
縛る場所は場所は噛まれた場所から一番心臓に近い部分ですよ!
そして20分~30分に一度緩めるようにするんです。
安静に!
色んな意味でコレが一番ムズかしい気が…
噛まれたからと言って焦って動き回ったりすると毒が全身にまわりやすくなります!
ただあまり応急処置に時間をかけていてもダメなんです。
今は走ってでも病院に行け!と言われるので救急車を呼ぶ、車を手配する等で少しでも早く病院に行く事を優先し、
余裕があれば応急処置をしましょう!
病院に行きましょう
さて、めでたく毒の特定が完了し応急処置も済みました。さっさと病院に行きましょう。
しかし無駄に走ったり暴れては行けません、毒が体に回ります。
誰か一緒に行動していたならさっさと車を持ってきてもらいましょう。

おそらく救急車を呼ぶより自分で病院に向かった方が早いです。
しかし呼吸困難などの症状があると速攻で治療をしなければならないでしょう、その場合は救急車を呼ぶのです。
もしハブに噛まれたのが2回目以降ならアナフィラキシーショックを起こすかもしれません。
その場合も救急車を呼んだ方がいいです!
無事移動方法を確保出来たなら移動中に症状などを説明しておくのです。
ハブ毒と応急処置でした!
我らが沖縄はとてもいい場所ですけどハブというデンジャラスな生き物もいます。
実は市町村によってはハブを1体3000~4000円くらいで買い取ってくれる場所もあります。
業者から買い取っているらしので一般人では難しいかもしれませんが、

6月から9月くらいが産卵時期らしいのでこの時期のメスはより一層危険でしょう。
今から沖縄に旅行に行く方は不用意に草むらに入ってはいけませんよ!