
私達人間は地球上でどれくらいの戦闘力があるのでしょう?
素手だと小動物より強いくらいですが武器を持つを最強になるでしょう。
この地球上には戦うことを放棄したような動物がいらっしゃいます。
この記事ではそんな平和に生きる動物達を紹介します!
マンボウ

ネットの世界で何故か有名なザコキャラです。
真っすぐしか泳げないため岩にぶつかって死亡
朝日が強すぎて死亡
潜ると海水の冷たさで死亡
等言われておりますが実際はさすがにもうちょっとたくましいらしいです、
泳ぐ速度も遅そうですがエサを獲る時はそこそこ早いんです。
また卵を3億個ほど産み生き残るのは2~3匹と言われますが、
実際は卵巣に大量の卵があり複数回に分けて産卵し、その中から何匹生き残るのかはわかっておりません。
ただやはり魚なのに泳ぎはどちらかというと下手、体に寄生虫が付きすぎると体調が悪くなる。
ということなのでザコに変わりはないでしょう。
キウイ

ニュージーランドの国鳥で飛べない鳥です。
外敵がいない環境で育った結果羽がほとんど退化してしまったという鳥です。
ただ足は速くダチョウくらいの速度で走れるみたいですね。
しかし人間の農地開発や人間が持ち込んだペット等のおかげで元々1000万羽ほどいたキウイは現在3万羽ほどに減っております。
そんなか弱いキウイを現在はニュージーランドのクイーンズタウンにある
「キウイバードライフパーク」
や
「ロトルアのキウイエンカウンタークライストチャーチ」
などの施設で繁殖させるために頑張っております!
日本では大阪の天王寺動植物公園で見ることが出来ます!
フクロオウム(カカポ)

こちらもニュージーランドに住んでいる飛べない鳥です、可愛いんですよ!
キウイと一緒で住処に人間がやってきたことでほぼすべて死滅してしまったという可哀そうな鳥です。
外敵がいない環境でのびのびと暮らしていたので敵が近づくと隠れてジッとすることしかできないという凄い野生動物です。
しかも2~4年に一度しか繁殖しないみたいなんです。
そんな平和ボケ丸出しの生態のおかげで大人のカカポが150羽に満たない数しかおらず大ピンチに陥っております。
現在はチャルスキー島とコッドフィッシュ島という肉食動物がいない島で保護されています、かわいいんです。
ヤンバルクイナ

沖縄の北部にあるヤンバルという森に住んでいる飛べない鳥です。
こちらもペットや車との交通事故でどんどん数が減ってしまったのです!
ヤンバルクイナの記事でございます!↓
ナマケモノ

外敵から身を守るために一日のうち20時間ほど木の上で過ごすナマケモノ
食事、睡眠、交尾、出産を木の上で済まし下りる時はなぜかトイレだけ、でも週1回。
代謝を抑えまくることに特化したその生態は一日の食事が約8gというトンデモナイ方向に進化
動きが遅いのでモチロン外敵に対抗する手段などありません。
でもかわいいですね。
くわしくはこちらをご覧ください↓
カイコ

家蚕と言う家畜化された虫で人間に飼われる事でしか生きることが出来ない虫です。
幼虫は木にしがみつく力が無いので簡単に落ち、成虫は翅は一応ありますが飛ぶことが出来ません。
体の色も目立ちまくりの白色です。
この虫は野生では生きていくことが出来ず絹をとるために人間が世話をしないと生きていけません、戦闘力0なんです。

弱すぎる動物達でした!
厳しいそうな野生の世界で皆さん苦労していらっしゃいます。
キウイやカカポやヤンバルクイナは人間の影響が大きいと思いますが、
マンボウやナマケモノはもうちょっといい進化の道はなかったんでしょうか?
カイコはもはや野生で生きる気はありません!