
放射能といえば…
原子炉や核融合炉から出てくるアレです。
いままで意識していなかったアナタも福島の原発事故でちょっとは気にすることになったでしょう「放射能」です。
日本は地震等色んな災害があるのでそんな場所に原子力発電所がある限りいずれまた同じような事が起こるでしょう。
ところで「放射能」って健康にどんな被害を与えるんでしょう?
興味ナシ!って方からしたらややこしく難しい話だと思いますが、なるべくわかりやすく記事にしました!
放射線って?
私達がイメージする体に悪い放射線を「電離放射線」と言います。
そして
電磁放射線
粒子放射線
の2種類に分けられます。
電磁放射線はガンマ線やエックス線です、電磁波ですね!
粒子放射線はアルファ線やベータ線などです。こちらはあんまり聞き覚えの無い線だと思います。。
共通して
透過性
電離作用
という性質を持っています。
そしてこの放射線は生物の体にあまりよくない影響を及ぼすんです!
放射線の影響
大量の放射線を短時間に浴びてしまうと体の細胞内のDNAにすごい影響を与えます、皮膚や生殖腺などにダメージを与えるんです
でも短時間ならDNAの自己修復によって回復してくれるんです、人体は凄いんです!
また影響が及ぶ場所によって
身体的影響
遺伝的影響
に分かれています。
身体的影響は自分の体に起こる変化です、代表的なものは「ガン」でしょう。
遺伝的影響は生殖細胞に何らかの影響が起こることです
子孫に影響が及ぶことですが、現在は動物実験でしか確認されていないそうです。
遺伝的影響は子孫に及ぶ影響を調べなくちゃいけないのでかなり長期間に渡って調査が必要です
しかしその調査を実際に行うことは難しいのです。
「外部被ばく」と「内部被ばく」
飛んでくる放射線を直接体で受けることを「外部被ばく」と言い、
口などから体の中に取り込むことを「内部被ばく」と言います。
外部被ばくは放射線に当たらないように防護服を着たり、壁をすり抜けてくる放射線を防ぐために遮蔽物をおく等の作戦で防いでいます。
内部被ばくはマスクや汚染されている食べ物を食べないようにしないといけません、
また取り込んでしまうと体の中から攻撃され続け、防ぐことが出来なくなってしまうのです!あとは半減期を過ぎるのを待つ等の方法で時間との闘いになってしまいます…
ガン
放射線の影響で一番心配なのが「ガン」です!
放射線の攻撃を受けたDNAが突然変異を起こし「ガン」になる、と考えられています。ここで面白い記事を見つけました!↓
放射線による発がんには遺伝子突然変異の誘発とは別のメカニズムがあることが判明-遺伝性のリンパ腫に生じる遺伝子変異の全体像を動物実験で明らかに-
↑の記事によると放射線を浴びたネズミはガンの発生率が増えたのですが、ガン細胞のDNAには放射線の影響がないらしいのです。
どういうことかというと、放射線はDNAに突然変異を起こす以外の方法でガン細胞を発生させている可能性があるという事らしいのです!
放射線が体に悪いということに変わりは無いのですが…放射線の研究が進めば被ばくからの治療や体に影響がほとんど無いレントゲンやもっと効果的な放射線治療に応用できるのでは?
と素人は考えています!
確定的影響と確率的影響
確定的影響
ある一定の量の放射線を浴びると何らかの影響が出てきやすくなり、その一定のラインを超えない限りは影響が現れない。
そんなラインを「しきい線量」と言います。
そしてその影響を「確定的影響」と言うんです!
どんな影響があるかというと
脱毛
不妊
白内障
赤血球や白血球を作る機能の異常
皮膚の水膨れや色素沈着
などの影響が現れます!
確率的影響
こちらは一定のラインなどありません、常に確率的に影響が出てくる可能性があります。
モチロン浴びる量が少なければその可能性は少なく、浴びる量が多ければ多いほど可能性は高くなっていきます。
こちらの影響は
ガン
白血病
等です。
放射能はマジ怖い!
放射能は目に見えない,
壁をすり抜ける
という技を駆使して私たちの体にいつの間にかダメージを与えてきます!
この問題は一体どうなるの?
そしてもう一つの問題↓