
日本は資源が無い、とよく言われると思います。
私も良く聞くんですが日本は広い経済水域を持っていますね、周りが海ですし。
広い経済水域に何か埋まっているんじゃないの?
と思って調べてみたらありました!
しかしなぜか資源大国にはなっていません。なんで?
という事で
日本の資源
資源大国への問題
を調べてみました!
日本の海底資源!
日本は広い排他的経済水域をお持ちです。
なんと世界8位!本当に広いんです!↓ランキング(海外に持っている領土を除いた)です。
1 フランス
2 アメリカ合衆国
3 オーストラリア
4 ロシア
5 イギリス
6 インドネシア
7 カナダ
8 日本
という事で日本の海底資源の種類と量を見て行きます。
種類
金、銀、銅、亜鉛、鉛、石油、コバルト・リッチ・クラスト、メタンハイドレート等
が埋まっている事が確認されています(ウィキペディアより)。
コバルト・リッチ・クラストとは海底にある山の斜面や頂上を覆っているレアメタルを含んでいる好物の塊をマンガンクラストと呼ぶんですが、
その中でもコバルトが1%以上含まれている物をコバルト・リッチ・クラストと呼びます。
これらはあると考えられているのではなく、沖縄県沖や南鳥島沖では実際にレアメタルやレアアースの存在が確認されているのです!
さらにこんなものもあります↓
海底熱水鉱床…海底から噴き出す熱水に含まれている金属が海水で冷やされて沈んでいる
マンガン団塊…鉄・マンガン酸化物の塊
レアアース泥…31種類あるレアメタルの1種で17種類の総称であるレアアースの塊
種類を見るとほとんどが鉱物です。
これらをうまく掘り出せば鉱物資源大国に日本がなれるかもしれません!
量は?
鉱物の方は結構あることが確認されています。
とくにコバルトリッチクラストに関しては世界でもトップクラス!
海底熱水鉱床も沖縄トラフや伊豆・小笠原海域で数多く確認されています。
しかも日本周辺の海域にある海底熱水鉱床は浅い水域にあるので非常に有利!
しかし化石燃料などのエネルギー資源の方は少ないそうです…
だがしかしメタンハイドレートは結構あります!日本人が使う天然ガスの100年分以上が埋まっていると考えられています!
そして日本は周りが海!水素です!核融合の燃料です!
現在の技術では水素で直接核融合を起こす事はかなり無理があり、
重水素や三重水素を作る必要がありますが、技術が発展すれば水素やメタンハイドレートでエネルギー資源大国になれる?
採掘の問題
技術問題
海底資源は読んで字のごとく海底に埋まっています。
海の底から持ってこなければならないのです。
山を掘って持ってくる場合とは段違いのリスクがあるのです!
モチロンコストもかかります。
メタンハイドレートや核融合の記事でも問題になっていますが、掘り出しコストがエネルギーとして活用できるコストより大きくなると意味が無いのです!
掘り出しコスト>取り出したエネルギー
↑をどうにか回避しなければならないのです。
これには技術を上げる以外方法が無いと思います。
場所の特定
異常に広い海から資源が埋まっている場所を探さなくてはなりません。
陸地だと電波を使って衛星から探す事が出来るのですが、海だと電波が届かなくなります。
そのため音波などを使うのですが、陸地ほど効率的に調べる事が出来ないそうです…
この問題については自立型探査機や遠隔操作探査機の開発
で突破を目指しております。
日本の資源でした!
かつては日本にも鉱山がありました、現在閉鎖されている場所もありますが…
しかし海にはまだたくさんあります!
現在研究段階なので将来性は謎ですがこれから先技術の進歩が進めばきっといい方向に進むと私は思います。
お金が余りまくって困っている方は投資しましょう!