アイキャッチ画像
スポンサーリンク

蜘蛛の糸って凄い頑丈ですよね。

あんなに細いのに引っかかった虫がジタバタ暴れても切れません。

そんな蜘蛛の色を応用しようという研究が世界で進んでいます。

バイオミメティクスがどんどん進めば色んな生物の能力が我々の生活に役立ってくれるかもしれませんのでその一つとして注目しておきましょう!

バイオミメティクスの細かい事はコチラ↓

この記事の内容
蜘蛛の糸の構造

蜘蛛の糸の回収方法

蜘蛛の糸に利用先

蜘蛛の糸の強度

糸の構造

蜘蛛の糸はタンパク質で出来ているんですがその強さは鋼鉄や防弾チョッキに使われる繊維よりも強く、

同じ太さであれば引っ張った時の切れにくさはゴムやナイロン以上の伸縮性という糸です。

1㎝の太さがあればジャンボジェットさえぶら下げても大丈夫という事を聞いたことがあるのでやはりその強さは凄いのでしょう。

コレは糸が不定形タンパク質と小さい血症で構成されているからだという事が分かっています。

この糸に何かが引っかかると伸ばされますが

  1. 真っすぐ引っ張られる
  2. タンパク質が変化して糸が伸びる
  3. 衝撃を吸収して硬くなる
  4. 切断される

と切れるまでの4つの変化があります。

ただの糸ではなく結構複雑なんですね。

巣の構造

蜘蛛の巣は全て同じ糸でつくられているわけではありません。

↓の図に書いてる赤い糸(縦糸)と青い糸(横糸)で糸の種類が違うのです!

蜘蛛の巣

縦糸は硬く乾いていて巣を支えています。

横糸は伸縮性がありベトベトしていて湿っています。この糸で獲物を捕まえています。

この2つの糸が組み合わさった一つのクモの巣が出来ています。

そして巣に衝撃が加わっても一部の糸が切れて巣全体が壊れないようになっています。

また昼行性のクモの糸は紫外線にも強いみたいですね。

ちなみにミノムシの糸の強さはクモの糸の強さを超えてきます。

虫って意外と馬鹿に出来ない物です。

スポンサーリンク

蜘蛛の糸の回収は大変

蜘蛛は肉食で共食いままで行い、人間の都合の良いタイミングで糸を出してくれないので養殖が難しくクモから糸を集めるのは結構大変なのです。

さらにクモの糸は1種類ではありません。

何種類かの糸を使い分けて糸を使っています。

人間が欲しい糸をクモに出してもらうなんてかなり難しいと思うのでクモから糸を取り出す事は現実的ではありません!

人間が糸を利用している生物と言えばカイコがいますがカイコは完全に人間に飼いならされています。

そんなカイコほど楽にはいかないのですね。

ではどうするか?

遺伝子をいじくった別の生物に作ってもらうのです!

遺伝子改良微生物から蜘蛛の糸を

微生物に蜘蛛の糸と同じようなタンパク質を作ってもらうようにします。

そのタンパク質を溶かして糸状に加工するのです!

微生物なら増殖させるのも簡単ですしエサも糖でいいらしいのでクモを管理するより簡単でしょう。

また遺伝子を変えれば作って欲しい糸を微生物に出させることもできます。

現在この技術を持っているのは日本のスパイバー(Spiber)」​という企業です。

また理化学研究所も蜘蛛の糸の研究を行っているようです。

しかし私の脳みそでは意味不明でした…

リンクを張っておきますので是非確認して欲しいです↓

化学的手法でクモの糸を創る

-クモ糸タンパク質の構造を模倣したポリペプチドの合成-

コチラが理化学研究所のリンクになります!

スポンサーリンク

蜘蛛の糸の使い道

  • 自動車
  • 飛行機
  • 電子機器
  • 人工血管

など色んな分野で応用できる可能性があります。

現在ではスパイバーが洋服を製作していますね。

洋服を作る時に濡れると縮むというクモの糸の性質で苦戦したようですが現在はその性質を取り除くことに成功しているようです。

遺伝子を操作して柔軟に糸の性質を変える事が出来るのは応用が効きますね!

アメリカ軍は防弾チョッキに使う事を考えているようなので軍事にも応用できて国防にも役立つかもしれません。

糸のメインの成分がタンパク質なので化学繊維のように石油を使って環境に悩む事も無くなってくると思うのでこれからの時代にマッチしている技術だと思います。

蜘蛛の糸でした!

蜘蛛の糸も凄いのですがその蜘蛛の糸の構造まで解析しちゃう人間の解析技術も凄い物です。

ぱっと見単純そうな蜘蛛の糸ですがその構造は結構複雑なようで実現させるのに色んな方が苦労していらっしゃるようです。

しかし環境面でも良い事がありそうなのでスパイバーなどの企業や研究機関には頑張って世界をリードして欲しいと思います。

さらに余裕が出来たら蜘蛛を上回るオオミノガの糸の研究も頑張って欲しいです!
スポンサーリンク
おすすめの記事